最終更新日: 2009年3月18日
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大隈半島紀行

08.03.23~26 桜島・大隈半島

1日目 雨 開聞岳~池田湖~知覧は中止。

  40分前に空港に着いたが自転車検査、手荷物検査に手間取り、ぎりぎりセーフ。パンクのりは持ち込み禁止、帰着時まで空港に預ける。予備のチューブは1本しか持参していなかったので不安。

小料理屋「山菜(やまな)」焼酎飲み放題で3,150円、150円おまけ。地元の人たちと大いに盛り上がる。いっぺこっぺ(あちこち)ざれもして(歩き回ったので)しったい(すっかり)だれもした(疲れました)。高校の修学旅行のときに教えてもらった鹿児島弁が突如として口をついた。 

2日目 桜島(1周36.5k)を1.5週~垂水~鹿屋~根占~佐多岬 134k

  桜島フェリーで10分強、自転車と人で250円、桜島は思いの外のアップダウン。南側は笑うが如く、北側は泣くが如し。大正3年に溶岩に埋もれた鳥居の不倒性。駅の道で金柑大袋300円。

佐多岬ふれあいセンター・ホテル佐多岬、焼酎は1合単位、350円也。

3日目 佐多岬~郡~辺塚(へづか)~打詰~船間~岸良~内之浦(国民宿舎コスモピア)106k

 素晴らしく美しい海岸線、色彩鮮やかな岩と浜、山桜に目を奪われる。
部落は殆どない。集落が連坦している関東の常識を破られた。次の部落、次の集落へはきつい山越え、不必要に上り不必要に下る。これでは部落ごとに言葉が違うのも頷ける。薩摩藩の政策か。藩政以来開発とか、公共投資などは一切なされなかったようだ。トンネルと橋が殆どない。バスは週に2本!上空に飛行機さえ通過しない。車は殆ど通らない、猿はよく見かける。素封家らしきものは皆無。

船間のおばちゃん連に内之浦への道を聞く。今は峠を通らないで行ける。内之浦はこの地方最大の街、ここまで食料を手に入れられる所は皆無。金柑とかりんとうと水でしのいだ。雨に降られたりしたら絶命していたかも知れない。とにかくきつい1日だった。


4日目 against、内之浦~志布志~ダグリ(駄繰)岬~串間~日向大束 62k

  内之浦からはほぼ平坦。JR日向大束(おおつか)駅で輪行。飫肥で途中下車。5万石だけのこと。小内海駅、内海駅の鬼の洗濯板、今見ると大した規模ではない。

走行距離 215Km

                      Nakayama