最終更新日: 2009年6月16日
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2009年3月房総半島

初ブルベ参戦記

初ブルベ参戦記
前日3月14日(土)
 今日は明日の千葉ブルベを前に足慣らしにコースの一部を試走と考えていたが、朝からあいにくの荒れ模様。とても走れる状態ではない。房総方面はのきなみ列車がストップしている。午後になって天気はなんとか回復し、前泊予定の長浦に向け出かけることとした。
当日3月15日(日)
全コース205キロの中、途中3箇所でチェックを受けて制限時間内にゴールに戻る。これが今日の目的である。
スタート後、一路マザー牧場を目指す。1月試走した際には休み休み走り、最高地点では景色を楽しんだが、今回はもくもくと上り最高地点も素通り。景色は前回同様絶景であった。最初のチェックポイントPC1には予定より30分早く到着。10分ほど休んで早々に再出発。(しかしそれが失敗の元であった)

しばらく進むと志駒川渓谷となる。のどかで四季それぞれ楽しめそうな景色であ。その中を快調に・・・とはいかず足がおかしい。足が攣りそう。左ひざも痛い。ろくな休憩もとらずに来たため足が悲鳴を上げたのだろうか。なんとか200m近いピークを2つパスし、館山市街に至る。2つ目のチェックポイント手前にはさほどではないもののピークが控えている。この時点で限界に近づきつつあった。太ももが攣りだした。ところどころで休むものの、止まって屈伸するとそのまま立てなくなりそうな状況であった。なんとかここも越えてPC2白浜到着。

チェックポイントでは参加の皆さん思い思いに昼食をとっている。私も昼食を購入したが、ここでは食べずに海岸近くで休憩。レジャーシートを広げ大の字になった。
十分休憩した後出発。次のチェックポイントまでは約70km。「そこまでたどりつけばあとはなんとかなるだろう」と、無理をしないことにして出発。

しかしまた新たな問題が。「腹が痛い!」走りながら個室を探すがなかなかない。こうなったら走りどころではない。それらしい所に立ち寄るが観光客の待合施設であったりするが目的の物はない。やっとのことでスーパー横に目的地発見。用を足す。これですっきり・安心して走り出す。もうマイペースである。幸いにも追い風である。途中は菜の花や、花摘み農園が続きもう春満開である。

 安房鴨川からは再び上りである。上り前のコンビニで他の参加者と挨拶を交わす。
鴨川有料道路は上りが連続するが路肩が広くて走りやすい。ピーク近くの駐車場に人影発見。シークレットポイントと呼ばれる予告なしのポイントとのこと。うれしいことに野菜スープの振舞いを受けた。無理せず休憩。ここを出発、ピークを越してしばらく進むと料金所がある。ここで料金20円也を料金箱へ収める。またしばらく下るとダム湖に至り、ここから最後の難関三石山を目指す。300m近くの標高はあるが道が良い割に車はほとんど往来せず走りやすい。よくぞこんなコースを選択してくれたものだと関心しながらのんびり上る。三石山観音寺を過ぎたピークで休憩。後から来た参加者たちが挨拶を交わしながら通り過ぎる。ここからは豪快な下り。ちょっとしたピークをかわしながらCP3大田商店到着。

ここでまたもや問題が。後輪の空気圧が低い。途中でも気なったがなんとかここまで来た。しかし完全に減圧している。ピンホールと判断しガスカートリッジで補給。出発。
足もなんとか慣れてきて快調にゴールをめざす。しかしなんか走り心地がふわふわする。股の間から後輪の接地状態を確認すると・・・もう確実にパンク。コースから外れたところでチューブ交換開始。チューブを取り出してパンク状態を確認。穴は長めが一つ。タイヤをよーく確認するとありました。小さな金属片が突き刺さっていました。取り除き、チューブを交換。チューブの納まりをよく確認しガスカートリッジでガス充填。このカートリッジ初めて役に立ちました。約20分のロスの後、17:00出発。残り約40km。

 残り20kmあたりから林の中の寂しい道となる。日が落ちたら真っ暗である。途中から2人で走り心強い。暗い林を通り過ぎるころには日が暮れてしまった。残り10kmを切り完走を確信することができたが、ハンドルはふらふらしながら進む状態。
なんとか19:00フィニッシュすることができた。
ゴール後いただいたカレーがおいしかった!
ということで途中リタイアの危機もありましたがなんとか完走することができました。参加の皆様、お疲れ様でした。そしてスタッフの皆様ありがとうございました。

来月は300kエントリーしてますが、「猿ヶ京も捨てがたい」と思いながら次回のコースを見ています。