金曜日深夜、仕事から帰り「明日止めようかな」と悩みながらがビールを飲む。
「とりあえず準備でも」とフロントバック、輪行袋、ボトルなど広げてみる。
決断するために地図を広げ明日のコースを確認する。
結構標高差あるコース作ったけど、「だめだったらこの辺でエスケープすればいいか」などと考えながら、
同時に工具、洋服の準備なんかする。「でも日曜日は子供と遊ぶ約束をしたし、月曜日は朝から
会議だし、疲れ残したくないな−」と頭の中でぼ一っと考えていると妻に「明日どうするの」と言われる。
ここで決断するときがやってくるが「んー」とか言って決めかねている。
3回くらい同じ質問をされ「行くよ」と返事をする。と次に「何時に起きるの」と毎度つらい決断の時。
「5時に起きる」これで決まり。「早く寝なければ」と支度を急ぐ。バックに荷物を詰め込み、自転車を
ひっぱり出してタイヤの空気圧をチェック。他に異常なないか確認。だんだん行く気になってきたかな。
「準備完了!」よし寝るぞと布団に入る。
まだ1時間くらいしか寝ていないようだが目覚ましが鳴る。
眠いが頑張って起きると玄関に準備した自転車が「行くぞ!」と言っている。
支度を済ませ、バックを自転車に取り付け、外に出る。
今日も暑くなりそうだなと空を見上げサドルにまたがりトウクリップに
足をかけ、「よし!」と気合いを入れ一漕ぎすれば、お疲れサラリーマンツーリングの始まりだ!