最終更新日: 2006年11月12日
クラブラン>2006年>10月 笹子峠・ほうとうラン
笹子峠・ほうとうランれぽー
【走行編レポート】

 9:00 JR大月駅前に総勢13名のサイクリストと自転車が集合。
内ゲストも参加とは言え久々の大人数だ。
組み立てと弁当、水の仕入れを終え、9:30出発。
R20号を西へ笹子峠を目指す。
勾配はまだゆるいがペースは抑えめで車の多い国道を1列に進む。

9:30 笹一酒造で一服。ワイン、酒、焼酎などの試飲が楽しめるがまだ上りは続く、ほどほどに。9:50 笹一出発

11:15 国道と旧道の分岐点追分に着く。勾配も徐々にきつくなってきて隊列もばらけてきた。ここからは車も少ない旧道だ。古い峠は自転車にとっては優しい道だ。景色を楽しむ余裕もでてくる。
紅葉にはまだ少々早いようだ。峠手前の「矢立ての杉」付近でちょっと休憩。真ん中にぽっかり空間のあいた杉の巨木はあくまでも静かにわれわれを迎えてくれた。

11:40 旧笹子トンネル入り口に到着。後続がくる前に旧笹子峠までいくことにした。徒歩5分ほどであるがきつい5分だ。
 むかしおとずれたときにはなかった道標が立てられており、笹子峠と書かれていた。トンネルまで戻ってドリップコーヒーを入れる。香り高いコーヒーと秋の峠を楽しんだ。

峠で記念撮影も終え、出発。時間が押したのでまっすぐほうとう屋さんを目指す。

                                         Nakajima


【ほうとう堪能編レポート】

大月からの標高差700メートルを各自のペースで登り笹子隧道のある峠下でしばし休憩。コーヒーを飲んだり(中島さんありがとうございました),写真を撮ったり,おにぎりを食べたりで50分ほどを過ごす。

 12時30分に勝沼,甲府市に向けて爽快なダウンヒル。およそ1時間で本日のメインイベント”ほうとう鍋&W”を頂く「皆吉(みなき)」さんに到着した。

 皆吉さんは広大なブドウ畑を敷地に持つ築百数十年(?)の民家を使った風情あるお店である。手入れの行き届いた庭を臨む座敷に通され,2つの大きなテーブルに本日のメンバーと皆吉さんのご主人の14名が陣取る。ほうとうを頂くまえに,皆吉さん自家製の1升瓶に入った地W(白)と馬刺で渇いた喉を潤す(結局都合3升!を空けたが,それぞれ辛口の度合いが違い,大いに楽しめました)。

食欲を一層刺激したところで,直径50センチもあろうかという鉄の大鍋に味噌あじのキノコほうとうが二鍋登場!これをすべて平らげることが出来るのか?との心配は,全くの杞憂におわり完食。恐るべし,サイクリスト達!煮込まれたキノコ,野菜とコシの強いほうとうは最後まで煮くずれせず,深まる秋に甲斐の国の野趣のある料理を堪能しまた。

「皆吉」さんのご主人はTさんのご親戚の方で,おもしろいお話に加え,帰り際にはブドウ狩りもさせて頂いた上,料金も大変サービスして頂き大変有り難うございました。

                                                                                                     Maekawa