最終更新日: 2009年9月30日
四国お遍路ツーリングれぽーと>2006年3月香川

                                                                 ISS.2nd Apr.2006

「お遍路ツーリングれぽーと No.1」

  

わたなべ@高松です。

桜前線もどんどん北上しもうすぐ東北にまで届きそうですね。

昨年12月から高松に赴任し、四国で生活を始めてからもう4ヶ月たってしまい、つくずく時間の経過の早さに驚きます。仕事にかこつけて何にもやっていなかった・・と反省しております。

運動不足解消のためにアパートの近くの84番屋島寺(やしまじ)、85番八栗寺(やくりじ)、86番志度寺(しどじ)、87番長尾寺(ながおじ)に出かけてきましたが香川県は平地が多いので何かものたりず、2回以上参拝するころになってしまいます?

(そんなに時間あるのかって?←軽い突っ込み)

 

このたびようやく外泊の許可が出ましたので久しぶりに宿泊付お遍路ツーリングに出かけてきました。ひさしぶりにれぽーといたします。れぽーと提出遅れてしまい申し訳ありません。

(年度末の工事追い込みラッシュに巻き込まれてしまい、時間がなくて・・また言い訳)

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本題:

楽しみにしていたWindyさんのお遍路ツーリング。だいぶ前から天気予報とにらめっこ。

1週間前になっても当日降水確率70%!

そんな馬鹿な!!晴れ男なのにそんなことはない!と言いつつ雨中ランにそなえて雨具を準備したりして・・・コースを確認したりして気分はワクワク。

四国特別仕様シルクロードで行くつもりなのに、大雨じゃ泥除けの付きの通勤のランドナーで行くしかないかなぁ。でも通勤用の自転車じゃ気分か晴れないし・・・

まっ、当日朝の天気次第で決めるしかないな・・・。

2日前に天気予報見たら降水確率30%。よしよし。

前日に見たら降水確率50%。なんでやねん!!。

 

3月18日(土):

朝目覚めたら、曇り。よっしゃ!シルクロードで出かけよう。

愛車シルクロードに荷物を縛りつけいざ出発。と、外に出たら雨が降り出す。なんでやねん!!!

9:15雨の中をアパート発。メータは55km。(取り付けたばっかりなもので。)

雨の中ひたすら坂出駅に向けて走る。

小雨の見込みなので雨具はポンチョ式のものにしてしまったのだが、一時路面が水溜りになってしまい、下からの跳ね返りでサドルバックあたりが泥だらけ!になってしもた。

途中、道路沿いに80番国分寺(こくぶんじ)の案内が目に入る。今日の予定外だし、雨の中に立ち止まるのは嫌だったがせっかく来ているのだから参拝していこうと門前へ駐輪。

赤 いマントを翻し、ミニ88箇所お遍路仏のある境内へ。お参りの後、今回屋島寺から始めた朱印帳に納経していただく。朱印するぺージは礼所の番号順に気にせ ずに、行った順にページを開いて朱印をいただいていたのだが、「ページにの隅にでも鉛筆で礼所の番号を入れておくと朱印帳を開くときに分かりやすいです よ」、とのアドバイスを頂く。ありがたい。早速そのとおりにしたのは言うまでもない。?!

 

10:40坂出駅着。メータは79km。

待ち合わせの11:22までにはまだ時間があるので周りをぶらつく。だんだん寒くなってきた。

ほとんど雨はやんだように見えたがまだ雨がぱらついている。11:22着の電車で皆さん到着。

みんないい顔してる。再開を祝う。

前回の2002年お遍路ツーリングの時と同じメンバーだが、Fさんが仕事で欠席なのは残念。

総勢4名で駅中の“讃岐うどんや”で昼食。寒いので釜揚げうどんで決まり。出発のときも残念ながら雨止まず。まずは隣駅の八十場(やそば)駅近く79番天皇寺(てんのうじ)へ。順次宇多津町の78番郷照寺(ごうしょうじ)、多度津町の77番道隆寺(どうりゅうじ)へ向かう。丸亀のアーケード街を通ったが人通りがなくて寂しい。どの地方都市も同じ状況なのだろうか。

 

71番弥谷寺(いやだに)は 今夜の宿、ふれあいパークみのの近く。宿に近いこともあって脚力はいままでと違い俄然がんばりが違う。弥谷寺へは今日始めての長いのぼり。いやだに。普段 坂道を走っていないので足の筋肉?が応える。ここは奥深い山の中のお寺で履物を履き替えて本堂へ。岸壁が迫り、前回の岩屋寺のオーバーハングを彷彿させ る。しばし休憩の後17:00時頃、無事宿に到着。いいお風呂で大満足。夜は積もる話がたくさんあって、おしゃべりしているうちに宿で購入したお酒も空っ ぽ。12時過ぎには多分寝ていました・・・。

本日の走行24km+33km。メータは112km。

 

3月19日(日):

朝 はまだ眠いのに温泉に行きたくて起床。ゆっくり露天風呂に浸かっているとなんと雨が。今日は晴れると思っていたのに。。。実はOgさんのめがねが浴室で行 方不明になって、いくら探しても見つからない。誰かが持ち出した?カラスが露天風呂からくわえて飛びたった?結局みつからず皆でミステリーを考えることに なった前兆だったのか?

Ogさんは「めがね」をかけないで走ることになりましたが路面が見えないのではないかと心配しました。出かけるときには天気になってよかったのです。

(後日談:無事故で安心しました。めがねも23日に宿から届いたそうです。でも原因はいまだにミステリィアス。)

 

今日は晴天の中を76番金倉寺(こんぞうじ)、72番曼荼羅寺(まんだらじ)

73番出釈迦寺(しゅしゃかじ)、74番甲山寺(こうやまじ)、75番善通寺(ぜんつうじ)をまわり、春爛漫のお遍路を満喫。善通寺は1200年祭の準備もあって賑わっており、観光課のお姉さまにも案内インタビューを受けてしまった。ガイドさんにも見送られて本日のオプションコースの「こんぴらまいり」へ。のどかにJR線路沿いに琴平へ向かいました。

善 通寺から琴平までは5kmくらいしかなく、以外に近かったのでまたびっくり。自転車を置くところを探しているとうどん屋のお姉さんが商売上手に自転車置け るところありますよ!どうぞどうぞと声をかけてくれるので一同納得してここで食事と相成りました。「しあわせさんこんぴらさん」の黄色い幟に沿って例の石 段をひたすら登り本宮へ。ここまで785段。奥社まで行くと1,368段になるが時間がないため今日はここまで。

讃岐富士がきれいに展望でき、讃岐富士をバックに記念撮影。

Hb さんとOgさんはこれにて帰路につくため、再会を期してお別れ。UnさんとWnは20日も近くで泊まることにしていたので満濃池見物後の宿を探すことにす る。電話番号簿を見たがいいところがなく、近くの塩入温泉はどうかと思って電話をすれど「空いていますが素泊りで一人¥16,000円」とのことであっさ り却下!

結局琴平の観光案内所に駆け込んでこんぴら温泉1泊2食で¥9,000で決定。

このこんぴら温泉宿はなかなか味わえない雰囲気やったけど、昨日のほうが温泉はいいし良かったなぁ。本日の走行は満濃池経由金毘羅温泉までで走行40km。

満濃池は弘法大師が整備した溜池として有名です。ほとりには「かりん会館」という資料館があってこちらでも丁寧に満濃池の歴史について案内していただきました。

 

3月20日(月):メータは152kmからスタート。

今日は快晴。やっと晴れ男の本領発揮?です。

宿から32号線に向かい一路81番白峯寺(しろみねじ)へ。途中80番国分寺(こくぶんじ)なので

Unさんが行ったことがない        とのこととで小生2度目の参拝。

次の81番に向かう途中に昼飯エッセンの買出しで店を探すが一向に店が見当たらず。

よ うやく見つけたよりず屋で買出し。しばらく行くとだんだん登りになっていくが、古くからの道らしくローギアで何とか登れる。途中分岐があり、左:歩きお遍 路道で後1キロ、右:車道で4キロの標識を見つけ、迷わず短いほうの1キロの道を選ぶ。これがまた登り始めて判ったのだが、大変な誤選択で、歩きお遍路道 は階段山道の連続!!あと1kmの標識にだまされたと思ったが後の祭りで、ずっと自転車を担ぎ上げました。ああまさに最苦輪愚。

(今回のツーリングで一番の苦行になってしまいましたがいい思い出ですね。)

 

登りきって休んでいると、同じ輩がいるもので大阪単身赴任中の同年代の壮年が重たい自転車を担ぎ上げてきた。お互いに労をねぎらう。次の82番根香寺(ねごろじ)までもすごい山道であったが日本一周中の名古屋の23歳の青年に力付けられなんとかたどり着いた。途中「坂出保養センタ」があったから次回この当たり「五色台」を周遊するのはここに宿をとるのもいいね。

根香寺からは豪快にダウンヒルを楽しんで高松駅へ。

15 時すき高松駅到着。Unさんが以前住んでいたときと比べると高松駅もだいぶ変わってしまったとのこと。Unさんはさすがなれたものでお土産をしっかりフロ ントバックに収容して出発準備完了。次回のツーリングを約束して解散とする。やっぱりツーリングはいいなぁ!!!メータ180km。本日の走行距離 38km。

以上概要報告します。写真は後ほどお送りします。(実は手違いでデジカメを忘れてきてしまったので手元に戻るまで時間がかかるのです。)ではまた後ほど。皆さんまたお会いできるまでゴキゲンヨウ。