最終更新日: 2009年8月2日
コミュニケーション>プライベートランれぽーと>2009年6月飛鳥古代史跡ラン

飛鳥古代史跡ラン2009年6月6日~7日

 奈良飛鳥村へ行ってまいりました。
土曜早朝に出発した横浜では雨降りだったのに、あちらは暑いのなんの日焼けで肌が痛いくらいでして。その所為でやたら喉が渇きますので、脱水症を予防するため缶○ー○ワクチンを大量に摂取する必要があります。
同行3匹の豚児たちは「とーちゃん飲み過ぎだよ」って戒めるのですが、父には予防薬兼治療薬として必須のものです。

机上では歩いて当地を見学する予定で約10Kmの道筋を設計しました。しかしこの暑さでは途中で挫折するのは必至です。
どおしたものやらと飛鳥駅前で見まわせば、レンタサイクル業者が軒を連ねております。どちらの店も程度の良い商品をそろえていたので、そのうちの1軒でママチャ合計5台を契約しました。お借りした自転車はすべてきれいで手入れが行き届いていたのが印象的でしたね。タイヤの空気圧とブレーキの効き具合、ブレーキレバーの引きしろなどすべて合格です。こんな田舎での営業なのに手抜きもせずたいしたものだと感心しましたが、後ほどその必要性を痛感いたしました。

飛鳥村のみどころは丘の上に在ります。つまり必ず上り必ず下るわけで。すこしでも軽い足取りで上るために空気圧は高め、誰でも間違いなく安全に下ることを保障するためブレーキ関係がしっかりと調整されているわけです。

駅前から出発すると道路はすぐ上り始めこれには参りました。
途中に高松塚古墳などありますが上りの途中なので降りたらまた走りだすのが面倒、帰り道に寄りましょなどと作戦変更です。
ランドマーク「石舞台古墳」まで行けば下りながら各史跡をみて廻れますし。
炎天下修学旅行の中高生がへろへろになって歩いてるのを尻目に快走いたしました。
調子に乗って走りまくっていたところ自転車を返却する時間を過ぎてしまいまして。
まさか閉店したシャッター前に置いていくのもどうかと思いますし、かといって本日の宿舎は奈良市内ですから持っていくわけにもまいりません。
慌ててお店に電話してすぐ帰るからもうすこし待ってくださいと懇願しました。
けっきょく高松塚古墳にも行けません、初めに見物しておけばよかった…。
日が長くなっているので、この時季17時の返却ではちょいと早いのではと思いますが。
よく見ると自転車に前照灯は装備されてないのです。
秋冬など奈良盆地はきっと日が暮れるのが早いのでしょうけどね。
陽のあるうちに帰ってきなさいということですか。

5台で隊列を組み飛鳥駅付近まで丘を降りてきますと、後ろから何台もついてくるのですよ。皆さん遅刻組です。
帰りの道筋に心配なお客さんは辻々で待機し、なんとなく自信ありげに降りてくるご同輩をあてにしてるのですね。思いもかけず小隊規模を引き連れて帰店することになりました。

                     S.Ogo