最終更新日: 2006年1月11日
サイクリンクと良き仲間たち

島田

 30周年おめでとうごぎいます。

もう30年、まだ30年。私にすればアットいう間の30年でした。

数え上げたらきりのないサイクリング回数、もう若い人のようにバンバンとばして走るという事は不可能です。大分前からヘルニアがひどく自転車に乗るのがつらい時もありますが、自転車という乗り物は最高です。どんなにお金をかけた自動車よりも機能、ダイヤモンドフレームの持つ味わい自転車がこんな美しい乗り物とはサイクリストだから自慢できるものの一つではないかと思います。私はそれを誇りにします。それと自動車はシートの調整ぐらいしかできないのに、自転車は体に合わせてフレームも作れるし肩幅に合わせたハンドル、腕の長さを調節できるハンドルステム。自転車は本当にすばらしいと思う。

遠くまで足を使って風を切っていけるのも自転車です。風を肌で感じて走るこれが自転車です。ダウンヒルが有るからあえいであえいで坂を登る事も楽しみの一つです。

サイクリストの方々は自転車だけでなく多種な趣味を持っておられるようでカメラ、酒、パソコン、絵画、etc.ミーティングで打ち合わせが終わると同時に居酒屋みたいになってしまう。某君はチョンガーだけど料理の達人。先日のクリスマスパーティーには自転車をデザインしたクリスマスケーキ作って来てぴっくり。ドラエモンでないけど袋からナイフやらチーズなど次から次えと出て来る人。大人のサイクリストの熊谷さん。或人は世界中変わったところに写真を撮りに行く。イースター島、インド・‥普通の人ならアメリカ、フランス等に旅行するのがスタンダードなのにこれも面白いと思う。YMCCのメンバーは底抜けに面白く明るいメンバーが多いようだ。一般的にサイクリストは酒大好き人間ばかりのようでこれは我がクラブだけでなく日本中のサイクリストはそのようである。

”そこに山があるから登るんだ”と言った有名な英国の登山家がいたがサイクリストは酒が有るから走るんだという事でないかな。とにかく皆酒がメシより好きのようでだからと言ってハメを外すメンバーはYMCCの中にはいないと思う。本当に気がいい奴ばかりだ。それと気のおける連中だよね。夏の花火大会になると山手の住人の内山君いつもありがとうごぎいます。おそらく家族共々犠牲にしているんだと思う。

会長を一生懸命やってくれる渡辺さん本当にすいません。渡辺さんがいるからまとまってるんだと思う。またそれを補佐してくれる菅野さんクラブラリーではいつもあなたが主役ですねまだまだ書きたい人皆ですがとにかく家族を大切にしているメンバーばかりです。

 私が最初にサイクリングしたのは高校2年の時の冬休みです。その頃サイクリング車と言うのは有りませんでした。いわゆる実用車です。鎌倉学園のクラス同志7、8名で石渡源三郎さんの乾物店に集合(湘南道路は有りませんでした)藤沢に出て、1号線を湯本まで走りその晩水明荘に宿り、翌朝1号線を芦ノ湖えとペダルを踏みました。帰路は旧東海道を湯元に出、横浜迄帰って来ました。
自動車など高級品の時代で道はガラガラでした。それこそ道路を皆で平行して走っても平気でした。のんびりした時でした。次に一宿ランしたのは昭和32年の夏父がサイクリング車を私にくれました。そのときはツアー車と呼んでいました。(今でも自転車店主の古い人はツアー車と呼んでいます)とっくの昔になくなってしまったマルヨネ号というサイクリング車でフロントがロッド式リヤがタケノコぱね変速機で岩井製作所製です。サイクリング車と言っても本物はない時で軽快車を改造して自分が組み上げた車です。私の長屋にいた友人と千葉サイクリングに出掛けました。旧14号線を千葉館山。鴨川を経て小湊の誕生寺で野宿。養老渓各。木更津フェリーで高島桟橋という事です。14号から127号ここも鋪装がしてありません。127号は今と同じ道ですが今のようにダンプや自動車が走っておりませんでしたので危険な目には会いませんでした。ホコリと汗で大変でした。

その後あちこち数多くサイクリングするようになり、全国ラリー、クラブラリーと参加しています。まだ私が住んでいた南幸町も住人が大勢いた頃は小学生や中学生を大晦日に鎌倉八幡宮えと夜10時頃つれて初詣に連れて行った事も有ります。

 不思議な事に私はまったく一人で走ったという覚えがありません。何故かわかりません必ず2人か3人でランしています。
もう一つおかしいの
は昭和35年代だと思いますが、集団サイクリングという行事が有り一列で50〜80人ぐらいがサイクリングをした事が有ります。私はこれが大嫌いで一度も一緒に走った事は有りません。各自転車店が募集して一同に開催するのでこうなるのです。
一般から募集して行う事は自転車にうまく乗れない人もいて大変危ないからです。すぐに集団サイクリングは終わってしまいました。
サイクリ
ングという事は多くのサイクリストに出会えると言う事です。私は今迄何百というサイクリストに出会いました。皆自転車が好きな人ばかりで老若男女という考えは一切有りません。これが自転車野郎というと別物で男一匹世界中走りまわったり、アフリカとか極地にでかけるサイクリストが自転車野郎ではないでしょうか。

前出に書きましたが一人でランをした事がない裏にはそれだけ楽しいサイクリストが周りにいるからいつも一緒にランをしてるのかもわかりません。これからもサイクリングを出来る丈掛けたいものです。有る事情があり2、3年はサイクリング出来ませんが。私はランドナーのサイクリングだけでなく、ロードでのサイクリング、マウンテンバイクのサイクリングどれでも良いのではないかと思います。USAではロードレースの事をサイクリングとも言って居ります。

ちょっと昔の事を思い出して書きました。乱文ですがこれにて失礼します。