最終更新日: 2006年1月9日
自転車にちょっこっとラブ
勝又
 ある秋の日、ピア21でぴっかぴかのピアンキの輪行を教わっている時に、K谷さんにナンパされて

始まったわたしのYMCC史。

雪の鎌倉での初詣サイクリングのお手伝いに始まり、早春の隅田川では初クリップのおかげで、

思いきり土手に転倒、ン十年ぶりにひぎ小僧をすりむきました。

初めての登り体験は菱山深沢林道。あえぎつつも桜桃の花と鳥の声に励まされ、ひとり黙々

ペダルをこぐ、こぐ、こぐ。

途中車に抜かれながら「今まではあちら側だったのに」と、いけない世界に足を踏み入れてしまった

ことを実感。

中腹で飲んだ湧き水の清冽さ、Outdoorでのほうとうと一升瓶wineの心地よさ。

何でもない鶴屋町の交差点でもふと転倒、皆さんを驚かせました。

今思えば前を走っていたK谷さん(注:ナンパ氏ではない)の足に見とれていたんです。傷口の

手当てもしてもらって、感動。

冷たい雨の中、無理矢理つきあってもらって3人ででかけた二十曲峠。

おしゃれなランドナーに何台も出会いました。

忍野八海では凍えた体に熱燗が染みましたね。

愛鷹林道では初のダート体駿。もう、びっくりでした、恐かったけど面白かった。沼津の師匠も

皆さんに紹介できたし。

旧東海道では車に幅寄せされたっけ(元静岡県民として恥ずかしい)。

帰りの電車でlong缶を飲み干す私の隣に、豆乳を飲む少年が約一名。

海の日、ツール・ド・仏のあとの花火見物。

そして酷暑の三浦半島。海も空も白くまぶしかった!

三崎のまぐろ屋で飲んだ大ジョッキの美味しさといったら、もう。。。


風を切って走る爽快感と、言葉にするには難しいのですが、自分がペダルから足を下ろさない

限り絶対に止まらない、そこが魅力です。


 あれから二年、未だに輪行がひとりでは出来ないていたらくではありますが、来るべきミレニアム

もよろしくお願いします。