10月 チャレンジ神奈川-4 (金目川サイクリングロード) |
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実施日 | 2009年10月4日 |
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名称 | 金目川サイクリングロード |
担当者名 | T桑 |
参加者 | 10名(T桑夫妻、O野、H立、N沼、T本、S賀、W田2、O湖、M山) |
コース 概略 |
秦野駅⇒市街地~金目川サイクリングコース~新幹線高架下(ポイント)~鈴川サイクリングコース ~新幹線高架下(ポイント)~金目川(花水川)河口⇒大磯漁港付近(昼食)・鴫立庵見学 ~太平洋岸自転車道~大磯城山公園見学~太平洋岸自転車道~島崎藤村邸見学⇒大磯駅 |
走行時の ルートコンディション |
天候は良好、10月にしては暖かく、短パン、半そでシャツでちょうど良かった。 |
備考 | チャレンジ神奈川-4 |
10:00 秦野駅北口を9名でスタート、国道を避けて市街地を15分ほど走って金目川に出る。ここからはしばらく川沿いに走る。サイクリングコースではないが走りやすい道である。
小田原厚木道路手前の吾妻橋からが今回の目的である「金目川サイクリングコース」に入る。このサイクリングコースは昭和42年(1967)日本で初めて作られた本格的な自転車道という。自転車専用道路を建設した先達に感謝しつつ走ることにする。道幅は広くはないが、よく整備されており、それほど走りにくい事はなかった。建設当時は自転車専用だったのかも知れないが、現在は人も利用できるところはどこのサイクリング道路でも同じ。しかし、このコースでは一部は自動車も通行可であり、無し崩し的になっているのは日本の自転車の立場の弱さを感じ、ちょっと悲しい。
10:40 新幹線と交差するチェックポイントに到着し、ポイントをゲット。ここでO氏と待ち合わせ予定だが、まだ時間が早いので伝言を残して、鈴川のサイクリングコース(地図の上の方のコース)も走破することとする。こちらは小田原厚木道路に交わるまでの5㎞ほどの短いコースだが道幅も広く走りやすい。折り返してチェックポイントまで戻り、O氏と合流。
12:00 10名揃って、河口へ向けて出発する。川の名前は花水川になり、右手には湘南平を見て川を下るがこのあたりはこのコースで一番景色がよく、一瞬、神奈川県を走っていることを忘れるほどであった。
このサイクリングコースは境川と違って、車道に出ること無しに海までコースがつながっているのがうれしい。すでに時計は12時を回り、お腹が空いてきた。
13:00 海岸沿いを大磯漁港まで走り、T桑さんが下調べをしておいたトンカツ屋に到着、昼食となった。今日は天気もよいこともあり半数のメンバがトンカツとともに、ジョッキBを追加。ああ、美味しかった~。
14:10 思ったより長居をせずに出発する。食休みにお店の隣にある鴫立庵(しぎたつあん)という俳句道場を見学。なんでも鎌倉時代の有名な歌人・西行法師が詠んだ和歌(“こころなき 身にもあわれは しられけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮れ”)に因んで建てられたという。敷地内にはたくさんの句が刻まれた石碑が建てられており、中でも創立時に建てられたものに「著盡湘南清絶地」(湘南はすばらしいところである)と記したのが湘南という地名の発祥らしい。
時間が早いのでさらに足を伸ばして太平洋岸自転車道路を走って大磯城山公園へ行くことにする。この道路は西湘バイパスに沿って造られており、まさに自転車専用の道路と言える。非常に走りやすい。
城山公園では大磯町郷土資料館に立ち寄る。古代から大磯町地域に暮らした人々の展示を見学、入り口には今年の9月に大磯の砂浜でタマゴからかえったアカウミガメの赤ちゃんが展示されており、間近に自然が残されているのだなぁと実感する。再び、太平洋自転車道を大磯駅に向かって戻る。
15:50 大磯駅の近くに島崎藤村邸があるとのことなので見学に行く。 資料によると当時別荘であったこの家を気に入り、最期の執筆活動を行っていた当時のままの書斎が保存されている。建物も庭も含めて忠実に保存されており、家のガラス一枚とってもそれは微妙に歪んでおり、人間味のある輝きを放っているのが妙に印象的だった。
16:30 大磯駅到着。
輪行後、駅前の喫茶店で女性はチョコ?パフェ、男性はコップB(W田2:コーラフロート)で乾杯。
今回は大磯の知見を深めるランになりました。身近な場所でもまだまだ知らないことがいっぱいあるものだと思った次第です。
駅前で写真を撮って、朝10時に秦野駅を出発。リーダーのT桑さんからのお達しは9時半に出発できるようにとのことだったが、30分遅れの出発となった。距離が短いの逆にちょうどいいだろうと思う。
今日のコースは基本的に金目川沿いに河口の大磯まで走るものだが、しばらくは川から外れた裏道を走る。土屋橋で金目川沿いのサイクリングコースに出る。そこから、新幹線が金目川を横切るチェックポイントまで快調に飛ばす。40分ほどでチェックポイントに到着するが、O湖さんはまだ到着していなかった。
そこで、しばらく休憩していたが、それでもO胡さんが現れないので、一回りしてくることに。支流の鈴川沿いのサイクリングコースと田んぼの中の道を走ってチェックポイントへもどると、O湖さんが到着していた。
総勢10名になったところで、再び金目川を下る。12時半ごろ河口に到着。海岸を少し走ったところで休憩。恒例(?)の自転車整備講座開催。今日はO野さんの自転車が教材に。
そのまま海岸沿いを走り、大磯漁港のところで国道1号線に出る。ほどなくして昼食(+α)をとるために国道沿いの食堂に到着。
食休みを兼ねて食堂近くの鴫立庵を見学。庵の傍らには小川が流れており涼しげな場所だ。建物とその庭を見学している最中に、俳諧に徘徊をかけてN沼さんがオヤジギャクを一句詠む。
酔いも醒めたと思われるところで出発。西湘バイパスに並行して走るサイクリングロードを終点まで走る。そこから少し走って大磯城公園に到着。そこで自転車を停め、公園内の郷土資料館を見学。
資料館の展示を見て初めて大磯は別荘地で、伊藤博文や吉田茂などの別荘があったことを知る。それまで、大磯には大磯ロングビーチぐらいしかないと思っていた。改めて自分の無知を自覚する。
公園を後にして、今度は島崎藤村の別荘へ。こちらは街中にあるこじんまりとした建物だったが、案内の方がいて、その方からいろいろと説明をして頂いた。藤村と二人目の妻が2周りも歳が離れていたと言う話にO湖さんが大いに反応。
別荘から10分ほど走ったところで大磯駅に到着。駅前で自転車を畳む。一人T本さんはさらに藤沢まで海岸沿いを走るといって、そこで皆と別れる。残りのメンバーは駅前の喫茶店で30分ほどご苦労さん会を行い、17時半頃の東海道線で帰路に着いた。
天気もよく、これと言ったトラブルもなく無事に終了したことは何よりだった。大磯には著名人の別荘や湘南の名の由来となった俳諧道場があったことを知ることができたことも自分にとっては成果だった。
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