第40回 全国サイクリングクラブラリー in 箱根路 |
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開催日 | 2009年10月31日~11月1日 |
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世話役 | 東通相模サイクリングクラブ |
参加クラブ数 | 22 |
参加人数 | 140名(内女性17名) |
YMCCからの参加者 | 10名(F本、H立、K林、M山会長、N島、N沼、O湖、O寺、T桑、W辺) |
コース |
10月31日 JR御殿場駅 ~ 長尾峠 ~ 仙石原 ~ 箱根高原ホテル 11月 1日 箱根高原ホテル ~ 芦ノ湖サイクリング道路 ~ 仙石原信号 ~ 宮城野 ~ 南足柄幹線林道 ~ 小田原駅 |
天候 | 10月31日 : 晴れ 11月1日 : 霧雨~薄曇り |
参加人数 | 10名 |
企画担当 | M山 |
出発地点はJR御殿場駅。9時30分の集合時間には10名全員が揃う。天候は快晴、絶好のツーリング日和。今日の行程は御殿場駅->長尾峠->仙石原->湖尻の箱根高原ホテルまでのおよそ25Km(御殿場から長尾峠までは12Km、標高差450mの登り)。
自転車の組み立てを終え、駅舎をバックに記念撮影。10時5分R138を箱根に向けスタート。平坦な道を少し進むとエンジンの暖まる暇もなく箱根への上り坂が始まる。およそ30分ほどで乙女峠と長尾峠方面の分岐点である深沢の信号に達する。天気も良く、土曜日であるのでR138は交通量が多いが、長尾峠へのR401は車の数がぐっと少ない様だ。
![]() いざ箱根へ |
木立の中の舗装路は坂もそうキツクなく、吹き抜ける風が心地良い。この辺りの紅葉は若干の兆しはあるものの、本格的な色づきは未だ先の様だ。木立の切れ間より富士山の頂や御殿場の町並みが見え隠れする。深沢からおよそ45分ほどの地点に達すると突然視界が開け、伊豆連山、相模湾、愛鷹山、富士山、裾野、御殿場の町並みが一望できる。特に富士山が美しい。ここで一時休憩する。
![]() 長尾峠への登り |
![]() 素晴らしい富士山 |
休憩を終え峠までの最後の登り約2kmを走り、11時35分長尾峠に到着。御殿場よりの所要時間は休憩を入れ1時間30分。昼には少し早いが、峠の茶店(富士見茶屋)にて昼食とする。メニューもさして多くないこともあり、10名全員が「豚汁うどん」を注文。全員が一つのメニューに集中したためか、肉が足りなかったのか、肉片が小さいような気がする。味はまあまあ。富士見茶屋というくらいで富士山が望めるが、木立が邪魔したり、若干霞んできたりし、途中で眺めた富士山の方が素晴らしい。
![]() 長尾峠 |
1時間ほどの休憩を終えスタート。暗い長尾トンネルの筒先に円く仙石原が開けている。トンネルを吹き抜ける風が冷たい。トンネルを抜けると長い下りが続く。皆、豪快に下る。あっという間に乙女峠からのR138との合流地点に到着。行楽の車か、交通量が多く道の反対側へ行くにも神経を使う。箱根全体に紅葉はこれからの様であるが、盛りの頃の渋滞はかなりのものであろう。
仙石原、湖尻方面へのT字路を右折するとますます車が混んで数珠つなぎ状態となる。平原のススキに見とれ、自然とスピードが落ちるのか、駐車場に入れる車が引き起こす渋滞のためか。車の際を片足を擦りながら自転車を進める。ホテルのチェックインには未だ大分時間があることもあり、我々も自転車を空き地に繋ぎ、草原を散策する。草原を貫く歩道の地面が隠れて見えないような混雑である。秋の青空と吹きぬける風に揺れるススキの群れは、最盛期を過ぎ穂も葉も多少黄ばんで来ているものの、それにしても素晴らしい。
![]() 渋滞の中を行く |
![]() 仙石原のススキ |
ひと時の散策、休憩を終え、ホテルのある湖尻方面へスタート。今日最後の登りとなる姥子温泉の坂道を行く、観光バスが肩に触れそうなところを通過する。下りにかかると目指すホテルはもう少しの距離である。軽快な下りでホテルへの右折路を通過してしまい、湖尻の観光船乗り場近くから引き返したグループがあったりと、最後チームがばらけたが、15時少し前には全員がホテルに到着。
担当クラブの案内で、隣接する体育館に自転車を格納する。当クラブの場所も張り紙で指示されており至れり尽くせりである。10名が2部屋に分散。早速反省会用のビールの手配に走る人。ビールよりはまず温泉を優先する人。以降全員揃っての楽しい飲み会が18時の懇親会まで続く。
18時、22クラブ 140名が一堂に会し懇親会スタート。なかなか壮観である。平均年齢の高そうなこと(正確には58歳)、老人会か旧制高校の同窓会の集まりと間違われそうである。何処のクラブもメンバーの若返りが課題か。それとも余計なお世話か。再会を喜び会い遠征歓談する人、所属クラブしか顔見知りがなく、ひたすら近隣メンバーと飲食に専念する人(私など)。各クラブ代表の挨拶、樽酒の鏡割り、懇親会に続いての二次会などがあり、箱根の夜は賑やかに更けてゆく。
![]() 懇親会 |
ヒューヒューという風の音で眼が覚める。飲みすぎの寝ぼけ眼で外を見るとあいにくの曇り空。時折霧雨の様なガスに包まれる。昨日が快晴であっただけに少し残念。本日の予定は、湖尻からサイクリング道路->仙石原信号(R138)->宮城野->南足柄幹線林道->小田原駅の約30Kmである。が、この空模様もあり、「箱根旧道を下り早目に帰ろう」との意見も出されたが、当初の予定で行動することとなった。朝食を終え、ホテルの前で恒例の全員での記念撮影の後、9時解散。遠来の友との来年の再会を約し、それぞれ帰途に着く。当クラブは9時5分スタート、サイクリング道路の出発点である湖尻大橋に向かう。曇天であるが、気温はそう寒くなくまずまずの天気である。
サイクリング道は湖尻大橋の左岸から始まり、乙女峠からのR138との合流点までの約7Kmの木立に囲まれた気持ちの良い道である。一部はダートで石が跳ねたり、ホイールに当たりカンカンと音を立てる。道の両側はゴルフ場が点在しており、ところどころでカート道が横切っている。幸い天候も快復状況にあり、一部青空ものぞいている。
仙石原のT字路を少し下った辺りのコンビニで昼食を調達する。多分12時前に小田原に着いてしまうであろう。今日も箱根は交通量が多い。ガラスの森を過ぎた辺りを左折し、R138に沿って続く山側の道を行く。閑静な佇まいの屋敷が点在する。R138は小田原まで下りばかりであるが、この道はアップダウンが激しい。しばらく行くと宮城野を経て道は南足柄幹線林道となる。
林道は以前はダートであったそうであるが、現在は完全舗装され、小田原、箱根を結ぶ裏道の様である。本道ほどではないが、交通量もそこそこあり、油断は出来ない。林道は下りばかりと思っていたが、若干の登り箇所もある。後半は気持ちの良い下り坂が続く。曲がりそこね転倒が心配で、おっかなびっくり下るが、前を走るランドナーの諸氏は果敢に飛ばして行く、さすが経験の違いと感心させられる。林道を抜け山王川の側の公園で休憩となる。小田原駅はもう少しである。小休止を終え、小田原市役所前を通過し、2日間、何の事故もなく無事11時50分小田原駅到着。2日間の走行距離56Km。
![]() 林道の途中で休憩 |
![]() 小田原駅北口にて |
輪行の仕度を終え、駅近くの中華料理屋に向かう。ここは2月の観梅ランの懇親会で立ち寄ったところである。その時は店自慢の餃子が売り切れで食べ損ねたが、今日はそのリベンジを兼ねる。早速春巻き風の餃子とビールを注文、14時位まで楽しい懇親会となる。その後小田原駅にて解散し、大部分の人は、鶴巻温泉で療養中のH本さんの見舞いに向かう。
楽しい2日間でした。皆さんご苦労様でした。なお、来年のクラブラリーは長野県伊那市で行われるそうです。
![]() 店の前を輪行袋で占拠 |
![]() 念願の餃子 |
今回のクラブラリーでの楽しみは一日目の長尾峠である。私自身峠ばかり狙って走っているわけではないが、それでも初めて訪れる峠には少しわくわくする。一人で走るときにはもくもくと走るのみであるが、大勢で走るときには場合によっては話をしながらの走行となる。これが実に楽しい。辛い上りもあっという間に高度を稼いでいる。 今日は天気にめくまれ富士山がきれいに見える。途中一人足を止めてカメラにその姿を収めた。
長尾峠には峠の茶屋的な店がありそこで昼食となった。駐車場からは立ち木がじゃまになって富士山は陰になってしまうが、店を利用するとデッキからきれいに富士山が見える仕組みとなっている。実に巧妙なシステムである。みなさん「うどん」800円也をいただく。長尾隋道を抜けると仙石原高原、芦ノ湖などを一望できた。眼下にゴルフ場を望みつつ乙女道路との合流地点を目指して快走した。 この時期の仙石原はすすきが美しい。しかしそれを求めて観光客の数は多い。皆さんがすすきの平原を散策している間、交差点近くでだんごを食べたり自転車整備したりしていたが、信号機や交通整理も無いのに交差点で三方向から来る車が交互に流れているのには感心した。
二日目は一日目のコースを引き返して・・・と思っていたが、リーダーの選択は桃源台近くから昨日快走したコース直下を通り仙石原地区へ至るコースとなった。このコースは自然にあふれ高原らしさを楽しむことができる好ルートであった。途中ゴルフ場の近傍を通り興ざめではあったが、その点を差し引いても十分楽しむことができた。途中併走したN沼さんはすでに走ったことがあるとのこと。さすがである。
途中コンビニに補給食を購入、今日のメインイベント足柄幹線林道へ向かう。宮城野地区から林道へ入るつもりであったが、今回の担当クラブよりいただいた資料により手前の地点から側道に入る。その入った地点の坂はきつかったこと。宮城野地区からは予定通り幹線林道に入る。その印象は、「林道」とは名ばかりで小田原・箱根間の裏道の様相であった。それでも昔の林道らしい時代をしのびつつ小田原を目指した。
今回の参加者は140名、多くのサイクリストが箱根に集まった。自転車置き場を始め、担当クラブの配慮と工夫を感じることのできる今回のイベントであった。
懇親会が盛大に行われ、引き続き担当クラブの二部屋で二次会。その勢いたるや参加者平均年齢58才とは思えないくらい。終了後にメールでやりとりしたK林さんの言葉を借りれば「子供が沢山集まっているような無邪気さがあって心地よい時間でした。」とのこと。大いに言い当たっていると感じました。
翌日記念撮影後、お別れの挨拶時何名かの方たちと握手を交わしました。そのようなお付き合いが一人でも多くなるよう今後も精進しなければ・・・と思った次第です。
来年は日本サイクリスツ・ツーリング・クラブ(NCTC)の担当にて10月2日(土)、3(日)に長野県伊那市旧長谷村「仙流荘」を会場にて実施されるとのことである。どのようなコースで参加するか、今から楽しみである。
久しぶりの箱根路で体中がわくわくする!! と言うよりクラブラリでみんなに会える期待でわくわくする!!
前の日、岡山から最終一歩手前の新幹線に飛び乗り横浜に向かった。 (高松から朝一番で箱根に向かおうとも考えたが時間を考えたら間に合わない。) 朝、戸塚駅からYMCCメンバーの集合場所、御殿場駅へ。 御殿場から長尾峠への登りも久しぶりだ。 天気がいいと富士山を近くに見られるのも箱根のいいところ。
古くからの峠道は勾配がきつくなくて、パスハンのギアには丁度いい。 長尾峠からの富士山も久しぶりだ。人ごみの中の仙石原すすきの原も、緑交じりで まだ暖かそう。走っているといつものクラブラリーのメンバーの姿に出会う。
ホテルも思ったより早く到着し、即、温泉へ。いつものメンバーに出会えて幸せ!。 クラブラリー案内で懐かしい写真を拝見。 こうやって長い期間の集合写真を一同に見ることが出来て感激。 パンフを作成していただいた方々にただただ感謝。
また楽しい思い出を刻むことが出来ました。 また来年のクラブラリーを楽しみに、日々暮らしましょう。
それでは皆様また後ほど。 HOPE TO CU AGN SN! GL!
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