2010年8月
KCA チャレンジ神奈川 No.4
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基本データ

クラブラン実施日 2010年8月22日
クラブラン名称 KCA チャレンジ神奈川 2010 (No.4)
コース概略 JR小田原駅 〜 国道135号線旧道 〜 根府川駅 〜 真鶴駅
集合場所 JR小田原駅西口 駅前広場(10:00集合)
クラブラン担当者名 O湖
レポート担当者 O橋、O湖
参加者(敬称略) M山、O湖、T桑夫妻、H立、O橋 6名
天候 晴れ

レポート本文(O橋)

横浜駅でO湖さんH立さんと合流して東海道線ホームで電車待ち。
他にも輪行姿の方を数名見かけ多分目的地は同じ感じでした。
予定していた快速アクティに乗り込んで小田原駅へ

出発前のミーティングの様子
メンバーはM山さん、O湖さん、T桑ご夫妻、H立さんと O橋の計 6 名

今回のルート : 小田原駅 → 国道135号線旧道 → 根府川駅 → 真鶴駅 → 熱海駅、の予定。

状況によっては変更もありとの事ですが、まずはチェックポイントの根府川駅目指して出発。

根府川駅手前の坂道はそんなにキツくはないのですが日当たりが良く風も無いので駅に到着して立ち止まった途端に汗が滝の様に出てきました。すでに到着していた方から『お疲れ様です!』と声を掛けて頂きこちらも『お疲れ様でした!』と、幾分暑さが和らいだ気がしました。

根府川駅で記念撮影(本当に暑かったです。)

駅構内には戦時中に機銃掃射を受けた痕があり歴史が刻まれていました。

チェックカードを作成して頂きしばらく休憩(今回が初参加でした、あともう一回)

今回駅を通過された方でYMCCのホームページを見て参加された方も居られたそうで (私もホームページを見てミーティング見学して先週のクラブランがデビューランでした)

しっかり水分補給も出来たので次の中継点である真鶴駅へ目指して出発。

ここから先は徐々に高度を上げて江之浦付近から一旦下って再度上がり岩付近から真鶴駅まで下り坂だったのでトップギアに変速、少々ペースを上げて下りのワインディングロードを楽しみながら真鶴駅へ到着。

真鶴駅で休憩中に小学生の男の子が停めてあった自転車に興味津々。 一緒にいたお母さんからも色々な質問や輪行して電車に乗って好きな場所へ行ける事等で会話が弾んでいました。

T桑さんが一瞬でタイヤを外すと男の子が驚いた顔をして大喜び。将来 YMCC に入会するかもなんて思ってしまい微笑ましい場面でした。

ここで O 湖さんが観光マップを見ながら緊急ミーティング。KCA の忘年会会場を下見したいとの事なので熱海駅行きは変更ナビを装備していたので早速目的地を入力して出発。

民宿 "潮騒" に到着し駐輪スペースも確認、問題無しで決定の模様

忘年会ではサイクリングや他のクラブとの交流を深める恒例行事との事なので、重要な任務も果たせました。

時間も午後1時を過ぎていたので美味しい食事が出来るお店を探しに真鶴港へ、自転車も置けて美味しい海の幸が食べられる、"まる美水産" に決定。

まずは、お約束のビールで乾杯!

ビールの美味しさは汗の量と比例するのでした!ひと息ついたのでみんなで刺身定食を注文して美味しく頂きました。

あとは真鶴駅へ戻って輪行袋に収納して電車に乗るだけなのですが、この辺は坂の多い町で自転車で来る人は珍しいみたいです。駅に戻る坂道が今日一番の難所だった気がします。

支度を整え帰りの電車に乗り込み各々最寄り駅で自然解散して今回のクラブランも無事に終了。

2010/08/19
-O橋-

レポート本文(O湖)

「チャレンジ根府川」神奈川のサイクリング仲間

8/22(日)快晴の微風、きょうも朝から日差しが強い。

例によって横浜駅にて輪行の荷づくり。O橋さんと誘い合わせ、さらに東海道線ホームにH立さんを迎え3人でJR乗車です。

小田原駅前には先に到着したM山会長、T桑とーさん、同かーさんが愛機を組み立てておりました。M山会長はあら珍しい、700C スポルティフ搭乗です。そのラグレスフレームの平滑な接合部をしげしげと眺めておりますと、M山会長曰く「このフレームは『ベニックス』、そう丸紅山口自転車(株)製なんですよ」。

だとしたらこのフレームは30年選手ですね。明るい色に塗り替えてあったのでまったく気づきませんでした。

へえ懐かしいなあ...、この溶接法はスーパーウエルディング工作法といって当該社の特許なのです。接合する各チューブに隙間の無いよう精密な座ぐりを入れまして、真鍮ロウを内側から回して火を吹き接合するのです。これにより各チューブの接合部は、外側にロウが盛り上がらず、実にすっきりとした美しい仕上がりを見せるのですよ。真鍮ロウは外からは見えないけれど、接合部の内側にたっぷりと盛られておりますので、もちろん強度的にも必要十分なものを備えております。

M山会長によるとなにやら後ブレーキ台座の位置修正のため一部を削り落し、ロウ付け溶接にて肉盛りしたのだとか。彼は2台のフレームを繋ぎ合わせて2人乗りのタンデムフレームを製作するくらいの実力者です。

こうなるとメカいじりも究極の水準ですね。達人の域になるとフレームの直付けさえもいじり倒してしまうのですから。わたしなんかが変速器などの部品を交換して得意になっているのとは次元が異なります。

根府川駅では KCA 理事さんとその助手がポイントカードに押印してくれます。この猛暑の中、風の入らない駅舎のベンチにチェックポイントを開設し汗だくになって受付してくれていました。その御苦労にはまことに頭が下がります。

小さな駅前に屯しているお馴染みの KCA 会員さんたち。やあ暑いですねと挨拶を交わすそのなかに盟友「二俣川サイクリングクラブ」の面々を見出しました。かのクラブには YMCCホームページの熱心な閲覧者 K 原女史もおられます。彼女は先般の当クラブによる白馬鬼無里方面ツーリング報告もご覧になっていて、「同行したいくらい」とこのときの企画をたいそう褒めてくださいました。わたしもそれではご一緒にと思いまして、いつか山行ランとか林道ランを合同で走りましょうよと提案いたしました。

あちらのクラブには登山経験の豊富な会員さんが多数おられるようです。K原さんより数名のお仲間を紹介していただき、近い将来の合同ランの抱負を語り合いました。わたしとしてはその際には実践的なコンパスの使い方とか地図の見方をご教授願えればと思います。

サイクリングの楽しみというのは奥が深いですからね。単独行はもちろんのこと、仲間と行くのがこれまた面白い。いろいろな個性がいろいろな自転車で同じ時間に同じ道を行くのですもの。ここに共有する時間と空間は、身体に染みつくようなとても濃密で刺激あるものです。いちどこの刺激を体験してしまうと病みつきになり、さらに強い刺激を求めるようになる。サイクリングの麻薬性とでも申しましょうか…。

-O湖-

2010年8月
KCA チャレンジ神奈川 No.4
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