2011年10月
森林鉄道の故郷、滝越と地蔵峠サイクリング
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基本データ

クラブラン実施日 2011年10月15日(土)〜16日(日)
クラブラン名称 森林鉄道の故郷、滝越と地蔵峠サイクリング
コース概略 15日:木曽福島駅 〜 王滝村滝越(民宿、滝越屋泊) 走行32Km
16日:滝越 〜 開田高原 〜 地蔵峠 〜 木曽福島駅  走行62Km
集合場所 木曽福島駅
クラブラン担当者名 H本、O寺
レポート担当者 N川U美H本O寺
参加者 M川、H立、N久、O湖、U美、N川、O寺、H本 8名
天候 15日:小雨
16日:晴れ

森林鉄道の故郷滝越と地蔵峠サイクリング報告 N川


 15日及び16日午前中迄は最悪の天気予報。N川としては雨中の走行経験も無く、又、複数で走るクラブランも始めてでかなりのクライムヒルについて行けるか、出発前はかなりの不安を持って参加した。

先行の電車で向かったO寺さん、名古屋経由で木曽福島着のO湖さんを除く6名は7:46横浜駅発はまかいじに乗車、塩尻経由で木曽福島着12:30。約5時間弱の乗車なので乗車後直ちに今回のランの決起を行う。

木曽福島駅で全員8名集合、O寺さんから本日のコース詳細地図の配布がされ、ブリーフィングが有った。いよいよ出発で有る13:00。大湖さんが先頭で引っ張りM川さんが最後尾後押しする。
小雨が降り続いており、路面では所々雨水が勢い良く流れている。濡れた落ち葉が有り、スリップに注意しながら走行する。H本さん、O寺さん乗車のレンタカーが前になり後ろになり伴走してくれる。有難う御座います。ツールドフランスか箱根駅伝の様だ。

コースは小さなアップダウンを繰り返しながら目的地の滝越に向かう、王滝ダムを過ぎて、王滝川沿いに林間道路に入りアップダウンが多くなる。
道路脇の栗かどんぐりを探している猿を5〜6匹いた。付近にはもっと多くいるかと推測。滝越前でせき止め湖と思われる自然湖が有り、ガスの中で幽玄の景色。



長い一直線のトンネルを過ぎると視界が開け滝越で有る。展示されている森林電車を見てから本日の宿、滝越屋に16:00頃到着。無事到着でまず乾杯。

滝越は神奈川県の三浦半島の領主三浦一族の落ち武者が住を構えた場所との事。部落は10軒の民家が有るか、空家も多く閑散としている。名字は各家、三浦で有る。おかみに猿を見たと話すと当然との事で、熊も出る由。

夕食、その後部屋での宴会と話がはずむ。H本さんの昔来た時の思い出話しにも花が咲く。夜半は激しい雨と突風が有り(爆睡のO湖さんを除き?)全員眼を覚ましたとの事。


 翌16日、雨はすっかりあがり、天気晴れ、雲が早く流れている。朝食7:00。

8:00 O寺さんからの本日のコース詳細地図にもとずきブリーフィング後、出発する。M川さんが先頭、O湖さんが最後尾。
一旦昨日来た道を約20 Km戻り、開田高原(標高1,000〜1,500 m)への道に入る、道は広く乾いており、時々有る急な上り坂を除き快調で有る。時々標高3,000超の御岳山のビューポイントが有り、見るたびに雲が晴れており快晴となり絶景で有る。

12:00に開田村出張所の広場で民宿準備の昼食を取る。午後走りだすと足がかなり重くなっている。



前の自転車からの見えない紐に引っ張られ、後ろの自転車の見えない槍に迫られて懸命に走る。一人で走っていればとっくにめげて歩いていただろう。

地蔵峠への道の手前に開田高原アイスクリーム工房が有り、最後の地獄峠(!)へのクライムに備えて全員アイスクリームでエネルギー補給とリフレッシュする。



13:00いよいよ上りの最後で最も傾斜のきつい(平均6〜7%)海抜1,335 mの地蔵峠へのランで有る。

約3.2 Kmの上りで有るが、思ったより無難に13:40頃にお地蔵様が迎える地蔵峠に到着。峠に有るかえでとたらの木が途中で完全に一体となった縁結びの木を、今更関係無いのに見に行く。


14:00ここから木曽福島駅迄は約20Kmのダウンヒルで有る。最初の10 Kmは傾斜がきつく、落ち葉も多いのでブレーキングしながらの走行。上りで苦労したので、ブレーキ使用しての下りはエネルギーロスで勿体ない感じ。
途中、落差100 mで4段の唐沢の滝が有り、昨夜迄の雨で水量が多いのか圧巻で有る。二本木の湯の案内が有り、誘惑を抑えて通過。

途中から国道461号の広い道路に入り14:40頃木曽福島駅到着。輪行袋へ収納して、各自お土産買ったり、ビールを飲んだりして電車を待つ。
帰りの電車は全員の無事、パンク等のトラブル無しを感謝して車内で乾杯。


 今回、皆で走る楽しさを始めて知りました。又、皆様からいろいろ自転車の知識も聞かせて貰いました。初日の小雨、二日目の快晴と天気の劇的な変化も楽しさを増しました。
最後になりましたが、H本さん、O寺さんの、企画から全てのアレンジに感謝の気持ちで一杯です。又、皆様の親切、思いやりも本当に有難う御座いました。

以上

地蔵峠クラブランの感想 U美

 このランの一週間前のミーティング後にお誘い頂き、急遽参加させて頂きました。
私は8月に入会したばかりで少し不安でしたが、横浜で特急に乗るとすぐに楽しい会話で、すっかり緊張が解けました。

見所はたくさんありましたが、私が一番印象に残ったのは雨で湖面に霧がかかり神秘的な姿を見せた自然湖と、地蔵峠に向かう途中に望めた御嶽山の全景です。
どちらも素晴しい自然の姿を見せて、印象的でした。

最後の地蔵峠からの長いくだりは、それまでのきつい登りのご褒美のように爽快でした。
山坂や雨の道も、グループで走ると励みになるので疲れはありませんでした。

YMCCに入会し、このようにグループで走れるランに参加できて本当によかったです。
幹事の方々、一緒に走行くださった皆様、どうも有難うございました。

10月クラブラン・地蔵峠 H本

 前日から天気予報をきにしながらの出発ではありましたが両日とも大きなくずれもなくなによりでした。

今回のクラブランは過去の記憶と重ね合わせながらの旅でもありました。
幸いにも参加メンバーがほぼ同年代ということもありお酒をのみながらの一時も楽しい時を過ごすことができました。

野生のサルを見られたり熊がでる話には驚きましたが、翌日民宿の奥さんが創ってくれたコンビニのおにぎりの1.5倍はあろうかと思われるお弁当もなんとも心温まる思い出です。

トラブルもなく無事終了できて良かったと思いますが、やはり自分の足で走りたかったというのが偽りのないところではあります。

地蔵峠クラブランを終えて O寺

 実施日が近づくにつれて天気予報の内容が悪化してきた今回のクラブラン。計画当初からサポートカーが伴走する予定でしたので多少の悪天候でも是非実施したいと考えていました。今回のメンバーの中に強力な晴れ男がいたのか、それとも皆さんの日頃の行いが良かったのか幸いにも一日目は雨具不要の小雨程度、二日目は日焼けを気にするほどの好天に恵まれました。

 今回宿泊した滝越地区。紅葉には少し早いと思っていましたが、滝越に近づくにしたがってその色が濃くなってくることを感じました。以前訪れた際にも「別世界」を感じましたが、季節・コースが異なってもやはりそれを感じました。新緑の季節など異なった季節に再訪を計画してはいかがでしょうか。

 今回は最近入会した2名に参加いただいた。「サポートカーがつきますから」と半ば無理やり参加してもらったが、二日間のランを楽しんでいただいたようでほっとしています。
 今回クラブラン担当のH本さんには終始参加のみなさんをまとめていただきました。体調をこわして復帰後、はじめてのクラブラン担当ということで、思い出深いクラブランでした。

2011年10月
森林鉄道の故郷、滝越と地蔵峠サイクリング
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